一般社団法人 日本周産期・新生児医学会

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学会からのお知らせ

2024年度臨床研究Awardの受賞者決定について

最終更新日:2024年6月10日

会員 各位

周産期臨床研究コンソーシアム委員会

委員長  齋藤 滋

副委員長 和田誠司

     早川昌弘

周産期臨床研究コンソーシアム委員会では、「2024年度日本周産期・新生児医学会臨床研究Award」の応募を行い、17題の臨床研究の応募がありました。多くの応募に感謝申し上げます。

委員会において、臨床研究(特定臨床研究または医師主導治験)の研究企画であることと、多施設共同前方視的疾患レジストリの研究企画であることを評価の主眼とし、外部の臨床研究の専門家による意見も参考とさせていただき、委員及び幹事による一次評価、一次評価を基にした委員長と副委員長による二次評価を行いました。更に、二次評価結果について理事会で審議した結果、下記6課題を2024年度臨床研究Awardとして採択しましたので、ご報告いたします。

【採択された臨床研究】

  1. 南谷 曜平(熊本市民病院 新生児科)

新生児慢性肺疾患予防のための生後早期の早産児に対するブデソニドとサーファクタントの混合気管内投与のランダム化比較試験

  1. 春日 義史(慶應義塾大学病院 産婦人科)

広汎子宮頸部摘出術後妊娠を対象としたプロバイオティクスによる早産予防を目的とした臨床研究

  1. 山口 美穂子(東京都立小児総合医療センター 新生児科)

脂肪乳剤の長期静脈投与を必要とする新生児の調査

  1. 田野 翔(名古屋大学医学部附属病院 産婦人科)

妊娠高血圧症候群発症予防のためのIoTを活用した体重管理に関する研究

  1. 栗本 朋典(鹿児島市立病院 新生児内科)

在胎26~31週で出生した特発性呼吸窮迫症候群の早産児における、同期式間欠的強制換気(SIMV+PS)と神経調整補助換気(NAVA)管理による挿管期間の比較研究

  1. 上田 一仁(名古屋大学医学部附属病院 総合周産期母子医療センター 新生児部門)

NICUの終末期医療の実態を明らかにする多施設共同レジストリの作成 ~NICUの診療に資するデス・レビューレジストリシステム構築を目指して~

 

若手医師の臨床研究の立ち上げを支援することにより、周産期領域の新たなエビデンスの確立や新規診断法等に繋がっていくことを期待しております。本Awardは、毎年募集しますので、会員の皆様からの多くの応募をお待ちしております。

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