委員会の目的
周産期医療の優れた知識と錬磨された技能を備えた専門医を育成することにより、我が国の妊産婦、胎児及び新生児がより高い水準の医学・医療の恩恵を受けられるようになることと、それによって社会の福祉に貢献することを目的とする。
一般社団法人日本周産期・新生児医学会(以下、本学会と呼ぶ)が育成する新生児専門医、母体・胎児専門医には、周産期医療における高度な医学的知識や医療技能を有するほかに、他の医師に適切な指示を与えることのできる臨床能力を有することも求められる。
1.委員会開催
- 委員会は原則として学術集会時を含め年2回の開催とする。ただし、協議事項がある場合はこの限りではない。
- 開催方法:委員の出席による対面会議、Web会議、メールを用いた通信委員会とする。
※学術集会中に合同委員会(専門医制度・施設認定・専門医認定)を開催する。
2. 任期と議決権及び幹事会
任期は2年で再任を妨げない。幹事にも議決権がある。
3. 委員会の構成(詳細は下図参照)
専門医制度委員会の下に常設委員会として、施設及び指導医の認定を行う施設認定委員会、研修、講習会及び専門医の認定を行う専門医認定委員会、専門医試験問題を作成し試験を実施する専門医試験委員会の3つの委員会がある。
4. 業務
1)専門医制度委員会
『専門医制度規定』の妥当性について検討するとともに、必要に応じてその改訂を行う 専門医制度規則及び施行細則については主に専門医制度委員会で検討する。その他の規定については各委員会における検討結果をもとに作成された改訂案を審議し、理事会に答申する。
2)施設認定委員会
・研修施設を認定する。
・指導医を認定する。
・業績となる学会または研究会を審議する。
※隔月ごとに幹事による審議を行い、その結果をMLで委員会に報告する。幹事が判断できない場合は、委員会で審議する。
3)専門医認定委員会
・研修開始届を認定する。
※毎月研修開始届を事務局で確認しMLで委員会に報告する。開始届に問題がある場合は幹事が評価して判断する。幹事が判断できない場合には専門医認定委員会で審議する。
・専門医試験受験者の受験資格認定及び合否を認定する。
・専門医更新者の合否を認定する。
・10月の専門医試験時に専門医試験委員会と合同委員会を開催する。
4)専門医試験委員会
・専門医試験問題及び専門医更新試験問題を作成する。
評議員に周産期専門医試験問題と更新試験問題の作成を依頼し、その原案をブラッシュアップして、両者の試験問題を作成する。
・専門医試験受験時に提出された症例要約の評価等を行う。
・専門医試験及び更新試験の成績を判定する。
※10月の専門医試験時に専門医認定委員会と合同委員会を開催する。オブザーバーとして専門医制度委員会委員長と副委員長が参加する。